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めんどうくさ
ふりがな文庫
“めんどうくさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
面倒臭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面倒臭
(逆引き)
といった
風情
(
ふぜい
)
で
面倒臭
(
めんどうくさ
)
そうに
衣服
(
きもの
)
を着ていたから、
私
(
わし
)
は何にも問わずに小さくなって黙って
控
(
ひか
)
えた。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
僅
(
わず
)
か
半里
(
はんり
)
か一
里
(
り
)
の
隣
(
とな
)
りの
村
(
むら
)
に
行
(
ゆ
)
くのにさえ、やれ
従者
(
とも
)
だ、
輿物
(
のりもの
)
だ、
御召換
(
おめしがえ
)
だ……、
半日
(
はんにち
)
もかかって
大騒
(
おおさわ
)
ぎをせねばならぬような、あんな
面倒臭
(
めんどうくさ
)
い
現世
(
げんせ
)
の
生活
(
せいかつ
)
を
送
(
おく
)
りながら
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
しかしいざとなって、
半切
(
はんきれ
)
を取り上げると、書く事はたくさんあるが、何から書き出していいか、わからない。あれにしようか、あれは
面倒臭
(
めんどうくさ
)
い。これにしようか、これはつまらない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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