“めつた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
滅多98.5%
軽卒1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お氣の毒なことに奧方の浪乃殿は、お里方が絶家して歸るところも無く良人將監殿が江戸へ歸るまでは、滅多めつたに死ぬわけにも行かない。
らつたうへうしてひまつぶして、おまけに分署ぶんしよおこられたりなにつかすんぢや、こんなつまんねえこたあ滅多めつたありあんせんかんね
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
良久しばらくありて、梅子は目をしばたゝきつ、「剛さん、軽卒めつたなことを仰しやつてはなりません、貴郎あなたは篠田さんを誤解して居なさるから——」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)