“めった”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
滅多99.5%
容易0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お気の毒なことに奥方の浪乃殿は、お里方が絶家して帰るところもなく良人おっと将監殿が江戸へ帰るまでは、滅多めったに死ぬわけにも行かない。
甘いパンといって非常に珍重するものをお料理に使うつもりですけれどもこれは滅多めったにない肉で犢一頭に必ずあるわけでありません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「……『姿隠しの袋笠』と『鳥音聞こえの木笛』とは、王朝時代から有名な物じゃ。容易めったに捨ててゆくことは出来ぬ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)