“めしたき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飯焚45.8%
飯炊45.8%
飯爨8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
驚き何者の所爲しわざなるかと見返へれば是すなは別人べつじんならず彼の飯焚めしたきの宅兵衞なれば吾助は大いに怒りおのれ如何なれば掛る振舞ふるまひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
番「何じゃ、おのれが出る幕じゃアない、汝は飯炊めしたきだから台所に引込ひっこんで、飯のこげぬように気を附けてれ、此様こないな事に口出しをせぬでもいわ」
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
大まかな百姓仕事や、飯爨めしたきや、副食物おかずの世話ぐらいは、どうにかこうにか人間並に出来るには出来たが、そのほかの読み書き算盤そろばんはもとより、縫針なんか一つも出来なかった。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)