“むたり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
六人50.0%
六個33.3%
六者16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さるはこの船の客人まろうどの中に花嫁となり給ふために海渡る人六人むたりありと云ふことを三重の君語り給ひしを知ればにもさふらふべし。食事は邦人のコツクの手になる日本料理をこの日より船室に配らせさふらふ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
またその前途ゆくてに、道の両側にしゃがんで待ったらしいのが、ぽんと二個ふたつ立つと、六個むたりも揃って一列になりました。逆に川下へ飛ぶ、ぴかりぴかりと一つおおおな蛍の灯に、みんな脊が低い。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
六者むたり伴侶なかまりて二者ふたりとなれり、さとき導者異なる路によりて我を靜なる空より震ひゆらめく空に導き 一四八—一五〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)