“むかんしん”の漢字の書き方と例文
語句割合
無関心100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ともだちは、らんについて、無関心むかんしんのもののごとくただ故郷こきょうやまうつくしさを讃美さんびして、きかせたのであります。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
なぜなら、世間せけんは、戦争せんそうにたいして無関心むかんしんなのか、それとも軍人ぐんじん戦争せんそうにいって負傷ふしょうをするのをあたりまえとでもおもっているのか、どちらかのようにしかかんがえられなかったからでした。
村へ帰った傷兵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
偶然ぐうぜんのことから、わたしは、らんに興味きょうみをもつようになりました。いままでは無関心むかんしんにこれをていて、ただ普通ふつうくさの一しゅとしかおもわれなかったのが、特別とくべつ高貴こうきなもののようにおもいはじめたのです。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)