“みぎあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
右脚40.0%
右足40.0%
右肢20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このむらには、専門せんもん医者いしゃがありませんでした。内科ないか外科げかねたたよりげないものしかなかったので、治療ちりょうにも無理むりがあったか、正吉しょうきちれた右脚みぎあしは、ついにもとのごとく、びずにしまいました。
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
よくると、その青年せいねんは、右足みぎあし義足ぎそくで、くさうえに、松葉まつばづえがおいてありました。
托児所のある村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ここへ。おまえの名前の下へ。」校長はじっと眼鏡めがね越しに、豚の小さな眼を見て云った。豚は口をびくびく横に曲げ、短い前の右肢みぎあしを、きくっと挙げてそれからピタリと印をおす。
フランドン農学校の豚 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)