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みうしな
ふりがな文庫
“みうしな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
見失
90.0%
見喪
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見失
(逆引き)
保名
(
やすな
)
はいつの
間
(
ま
)
にか
狐
(
きつね
)
の
行方
(
ゆくえ
)
を
見失
(
みうしな
)
ってしまって、
心細
(
こころぼそ
)
く
思
(
おも
)
いながら、
森
(
もり
)
の中の
道
(
みち
)
をとぼとぼと
歩
(
ある
)
いて行きました。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
おおぜいの人が通り道をふさいでつかまえようとしているのも見えた。わたしたちは牛を
見失
(
みうしな
)
う気づかいはないと思ったので、すこし
速力
(
そくりょく
)
をゆるめた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
みうしな(見失)の例文をもっと
(18作品)
見る
見喪
(逆引き)
よろけた足を踏みしめたときには、その風に押しこくられて幾らか方角が
異
(
ちが
)
ったような気がした。そう思って迷いだすと、今まで歩いていた彼らの前後左右が
見喪
(
みうしな
)
われた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
三十も半ばすぎの康子は、もう女学生の頃の明るい頭には
還
(
かえ
)
れなかったし、澄んだ魂というものは
何時
(
いつ
)
のまにか
見喪
(
みうしな
)
われていた。が、そのかわり何か今では
不貞不貞
(
ふてぶて
)
しいものが身に備わっていた。
壊滅の序曲
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
みうしな(見喪)の例文をもっと
(2作品)
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