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見喪
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みうしな
ふりがな文庫
“
見喪
(
みうしな
)” の例文
よろけた足を踏みしめたときには、その風に押しこくられて幾らか方角が
異
(
ちが
)
ったような気がした。そう思って迷いだすと、今まで歩いていた彼らの前後左右が
見喪
(
みうしな
)
われた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
三十も半ばすぎの康子は、もう女学生の頃の明るい頭には
還
(
かえ
)
れなかったし、澄んだ魂というものは
何時
(
いつ
)
のまにか
見喪
(
みうしな
)
われていた。が、そのかわり何か今では
不貞不貞
(
ふてぶて
)
しいものが身に備わっていた。
壊滅の序曲
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
喪
常用漢字
中学
部首:⼝
12画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当