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まふう
ふりがな文庫
“まふう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
魔風
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魔風
(逆引き)
老木の蔭を負ひ、
急湍
(
きゆうたん
)
の
浪
(
なみ
)
に
漬
(
ひた
)
りて、夜な夜な天狗巌の
魔風
(
まふう
)
に誘はれて
吼
(
ほ
)
えもしぬべき怪しの物なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
流
(
なが
)
せし如く
眞闇
(
まつくら
)
やみとなり
魔風
(
まふう
)
ます/\
吹募
(
ふきつの
)
り
瞬時間
(
またゝくま
)
に
激浪
(
あらなみ
)
は山の如く
打上
(
うちあげ
)
打下
(
うちおろ
)
し
新艘
(
しんざう
)
の天神丸も今や
覆
(
くつが
)
へらん
形勢
(
ありさま
)
なり日頃
大膽
(
だいたん
)
の吉兵衞始め
船頭
(
せんどう
)
杢右衞門十八人の
水主
(
かこ
)
水差都合二十一人の者共
肝
(
きも
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
に
來
(
きた
)
りたる
頃
(
ころ
)
、
魔風
(
まふう
)
遽
(
にはか
)
に
颯々
(
さつ/\
)
と
吹荒
(
ふきすさ
)
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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(3作品)
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