“ほうぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彭義25.0%
方限25.0%
方技12.5%
法木12.5%
芳誼12.5%
龐義12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この人は、彭義ほうぎあざなを永年といい、蜀中の名士です。ところが、主君劉璋りゅうしょうに直言を呈し、あまり強くいさめたため、官職を剥がれた上に、髪を
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その日は何か祭のある折で、市中しちうは大分雑沓してゐた。二人ふたりは群集のなかを急いで帰る拍子に、ある横町を曲らうとするかどで、川向ひの方限ほうぎりのなにがしといふものに突き当つた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
供養万出、以テソノ力ヲ尽スモ参価ナホ償フコトあたハズ。先生かたわ方技ほうぎニ通ズ。ここニオイテ卒然トシテ医ニぐうス。尾公ノ愛姫病メリ。先生ヲシテセシムルニ一劑ニシテユ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
法木ほうぎ島船しまぶね、小船、浦の真船まふね出鼻でばなを見れば、あねいもとも皆乗り出して、をおし押し、にまきの先に、おせなおせなとさぶかぜ通れば、凪もいし、かつまを通れば、せじた宵烏賊、せがらし宵烏賊
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
芳誼ほうぎはかたじけのうござるが」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)