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ぺが
ふりがな文庫
“ぺが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
剥
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剥
(逆引き)
モット取返しの附かない処で、鼻柱を引っ
剥
(
ぺが
)
しておけばよかった。アンナ卑怯な奴が博士になったら何をするかわからない。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
だが油絵の依頼は、
懐
(
ふところ
)
加減に少し
工合
(
ぐあひ
)
が
善
(
よ
)
くないので、大抵の依頼者はその儘引き下つて
行
(
ゆ
)
くが、帰りがけには屹度門札を
引
(
ひ
)
つ
剥
(
ぺが
)
して
往
(
ゆ
)
くのを忘れない。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
と
独語
(
ひとりごと
)
のやうに答へる。考へてみると、一二年前に庭木を入れる事があつて、その折
件
(
くだん
)
の庭石を
引
(
ひ
)
つ
剥
(
ぺが
)
したまゝ、植木屋の手で勝手に据ゑ直してあつたのだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
見ると
歪形
(
いびつ
)
の煙草盆を大事さうに
掌面
(
てのひら
)
に載つけてゐる。もしやと思つて土蔵を覗いてみると、
女房
(
かみさん
)
が一番大事の
唐木箪笥
(
からきだんす
)
をすつかり
引
(
ひ
)
つ
剥
(
ぺが
)
してしまつてゐたさうだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
幾度も犬養氏を引合に出して気の毒だが、氏もこの頃では
引
(
ひ
)
つ
剥
(
ぺが
)
された自分の毛皮を見て涙を流してゐるに相違ない。——だが、安心するがいい、剥がれた毛皮は誰も着ようとはすまいから。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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