“へいもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
閉門72.7%
平門9.1%
幽閉9.1%
聘問9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この與力よりきもなく、但馬守たじまのかみから閉門へいもんめいぜられた擧句あげくに、切腹せつぷくしてしまつた。とが箇條かでううちには、多田院御用ただのゐんごよう立札たてふだ無禮ぶれいがあつたといふくだりもあつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
御年やうやく二十二、青絲せいしみぐし紅玉こうぎよくはだへ平門へいもん第一の美男びなんとて、かざす櫻も色失いろうせて、何れを花、何れを人と分たざりけり。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
それゆえに大辟しけいは上刑である。次に必要なものは生殖器である。それゆえに宮刑さおきり幽閉へいもんは、これもまた人を十分威嚇するに足る罰である。
頭髪の故事 (新字新仮名) / 魯迅(著)
即位の第三年行年二十二の時に王は国を出て、シバの女王バルキス聘問へいもんの途に上つた。
バルタザアル (新字旧仮名) / アナトール・フランス(著)