“平門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひらもん66.7%
へいもん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不死人は、大きな平門(ひらもん)の袖扉(そでと)をたたき、まるでわが家のようにはいって行った。式台に出迎えた青侍にも、一瞥(いちべつ)をくれただけで
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、ぜひなく、ふだんの古車(ふるぐるま)に乗って、かれは、楽しまぬ顔を簾(れん)にかくし、平門(ひらもん)から出て行った。やがて、遠いほこりの下に、加茂の群衆が望まれてきた。
御年辛(やうや)く二十二、青絲(せいし)の髮(みぐし)、紅玉(こうぎよく)の膚(はだへ)、平門(へいもん)第一の美男(びなん)とて、かざす櫻も色失(いろう)せて、何れを花、何れを人と分たざりけり。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)