“へいせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
兵燹88.9%
兵船3.7%
弊船3.7%
瓶盞3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵燹へいせんのために焼かれた村落の路には、いしずえらしい石が草の中に散らばり、片側が焦げて片側だけ生きているような立木が、そのあたりに点在して
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
しかるも我國わがくに財源ざいげんにはかぎりあり、兵船へいせん増加ぞうかにも限度げんどあり、くにおもふの日夜にちや此事このこと憂慮ゆうりよし、えず此點このてんむかつてさくこうじてる。
弊船へいせんに坐して深淵に下るに一任したるにせよ、彼は少くとも大臣たるのうつわを具えたるを許さざるを得ず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
そこで瓶盞へいせんを改め、先生に集中攻撃を喰わした。
純情狸 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)