“ぶにんそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不人相50.0%
無人相50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが今夜にかぎって、普通の不人相ぶにんそうを通り越して、ひどくその人を嫌って恐れているらしい。
木曽の旅人 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
この書物しょもつと、あおかさけたランプとのほかには、にまた何物なにものもあらぬかとおもわるるしずけさ。院長いんちょう可畏むくつけき、無人相ぶにんそうかおは、人智じんち開発かいはつかんずるにしたがって、段々だんだんやわらぎ、微笑びしょうをさえうかべてた。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)