“ふろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浮浪83.3%
父老16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老僕ろうぼくひたいしかめ、り有り、大変たいへんが有りたりという。先生手をげて、そはしばらくくをめよ、我まずこれを言わん、浮浪ふろう壮士そうし御老中ごろうじゅうにても暗殺あんさつせしにはあらざると。
武士の末流、浮浪ふろう、その他少数の智勇弁力の徒が、日に徳川の天下を顛覆てんぷくせんとそのすきうかがう時に際して、国民の多数は、酔生夢死すいせいむし、封建政治に謳歌おうかしたるもまたべならずや。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
ただ天保の倹約令に至りては、太平の社会を震動せしめ、半世紀後の今日において、白頭の父老ふろうこれを語りて唇角しんかく微顫びせんあるを覚えしめたるは何ぞ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)