“ふたりぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
両人切50.0%
二人限50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
跡には文治郎と森松の両人切ふたりぎりで、男世帯にうじがわくというたとえの通り台所なども手廻りませんで、おまんまを炊くと柔かくっておかゆのようなのが出来たり、こわくって焦げたのなどが出来たりします。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
つき下坐敷したざしきへは何處どこやらの工塲こうばの一れ、どんぶりたゝいてじん九かつぽれの大騷おほさはぎに大方おほかた女子おなご寄集よりあつまつて、れいの二かい小坐敷こざしきには結城ゆふきとおりき二人限ふたりぎりなり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)