“ふしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浮腫87.5%
俯首12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氏郷に毒を飼ったのは三成のざんに本づくと、蒲生家の者は記しているが、氏郷は下血を患ったと同じ人が記し、面は黄に黒く、項頸うなじかたわら、肉少く、目の下すこ浮腫ふしゅ
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そしていて、浮腫ふしゅのようにぶくぶくしていず、遒勁しゅうけいともうべき響だということである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
明らかに皇儲こうちょとなりたまえる上は、よわいなお弱くとも、やがて天下の君たるべく、諸王あるいは功あり或は徳ありといえども、遠からず俯首ふしゅしてめいを奉ずべきなれば、理においてはまさこれを敬すべきなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)