“皇儲”の読み方と例文
読み方割合
こうちょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんはここに畏くも我上帝が、正義を行っておそれざる法官と、恥辱を忍んで法にしたが皇儲こうちょとを与えられたる至大の恩恵を感謝し奉る」
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
皇儲こうちょの御誕生を渇望しておりましたので、甚しきに到っては、ビクトリア女皇の皇女おうじょである皇后陛下の周囲に、独逸ドイツ賄賂まいないを受けている者が居る。
死後の恋 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
皇儲こうちょ石本陸相の身体を懸念あらせられ、おか侍医を差遣さしつかわせさせ給うと聞き、岡の診察するに先だちて会見せんと岡に申し遣るとあり、四日には、官邸に行き
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)