“こうちょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
皇儲62.5%
叩著12.5%
縞紵12.5%
黄猪12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皇儲こうちょの御誕生を渇望しておりましたので、甚しきに到っては、ビクトリア女皇の皇女おうじょである皇后陛下の周囲に、独逸ドイツ賄賂まいないを受けている者が居る。
死後の恋 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
〈最も喇嘛ラマを重んず云々、遥かにこれを見ればすなわち冠をぬぎ叩著こうちょす、喇嘛手にてその頂を摩し、すなわち勝れてこれを抃舞べんぶす、女を生めば美麗なるを択びてこれを喇嘛に進むるに至る
予往歳滬江ココウ(上海のこと)ニ寓居ぐうきょス。先後十年間、東邦ノ賢豪長者、道ニ滬上こじょうニ出ヅルモノ、縞紵こうちょノ歓ヲつらネザルハナシ。
斗南先生 (新字新仮名) / 中島敦(著)
三八縦横といったのは、すなわち建安二十四年にあたり、黄猪こうちょ虎に遇うと申したのは、歳すなわち己亥つちのといにあたる。定軍の南一傷折しょうせつせんというは、曹操と夏侯淵とは兄弟の如く結ばれていたことを
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)