俯首ふしゅ)” の例文
明らかに皇儲こうちょとなりたまえる上は、よわいなお弱くとも、やがて天下の君たるべく、諸王あるいは功あり或は徳ありといえども、遠からず俯首ふしゅしてめいを奉ずべきなれば、理においてはまさこれを敬すべきなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)