“ふきやぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吹破50.0%
噴破50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生憎あいにく夜風よかぜさぶく、ゆめのやうなるかんがまたもやふつと吹破ふきやぶられて、ええわたしそのやうな心弱こゝろよわことかれてならうか、最初さいしよあのうち嫁入よめいりするときから、東二郎とうじらうどのを良人をつとさだめてつたのではいものを
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
地の下から噴き出す何かの可燃性瓦斯ガスが、火の海の中央を噴破ふきやぶって、プクリプクリと眩しい泡を立てている、その一点を凝視したまま動かない。
オンチ (新字新仮名) / 夢野久作(著)