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ふううん
ふりがな文庫
“ふううん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
風雲
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風雲
(逆引き)
端粛とは人間の活力の動かんとして、未だ動かざる姿と思う。動けばどう変化するか、
風雲
(
ふううん
)
か
雷霆
(
らいてい
)
か、見わけのつかぬところに
余韻
(
よいん
)
が
縹緲
(
ひょうびょう
)
と存するから
含蓄
(
がんちく
)
の
趣
(
おもむき
)
を
百世
(
ひゃくせい
)
の
後
(
のち
)
に伝うるのであろう。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
おまけに左膳が
顎
(
あご
)
を預けている本所の旗本鈴川源十郎があんまり頼みにならないために諸事意のごとく運ばず、乾雲は依然として左膳の手にあるものの、いまだに二剣ところを別して
風雲
(
ふううん
)
急
(
きゅう
)
を告げ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
天に不思議の
風雲
(
ふううん
)
有り人に不時の
禍
(
わざは
)
ひありとは
宜
(
むべ
)
なる
哉
(
かな
)
爰
(
こゝ
)
に杉戸屋富右衞門は去六月廿六日
晝
(
ひる
)
立にして商用の爲め
栃木
(
とちぎ
)
町より藤田
古河邊
(
こがへん
)
へ到り暫く
逗留
(
とうりう
)
なし七月四日晝前に我が家へ歸りければ女房お
峰
(
みね
)
は出迎ひ先御無事にと
打喜
(
うちよろこ
)
び
而
(
して
)
又旦那には村中の大變を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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(6作品)
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