“ひしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悲愁70.0%
悲秋10.0%
比讐10.0%
肥州10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尽きせぬ悲愁ひしゅうなげくが如く、一度耳にしたならば、一生涯忘れることが出来ない様な種類のものであった。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
老杜ろうと登高とうこう七律しちりつにも万里悲秋常ナル百年多病独登万里ばんり悲秋ひしゅう 常に客とる、百年の多病 独りだいに登る〕の句あり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
文字の音義を詳にするには、づ善本を多く求めて、異同を比讐ひしゅうし、謬誤びゅうごを校正し、其字句を定めてのちに、小学に熟練して、義理始て明了なることを
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
九月に入ると、肥州ひしゅう温泉うんぜんだけが、数日にわたって鳴動した。頂上の噴火口に投げ込まれた切支丹宗徒きりしたんしゅうと怨念おんねんのなす業だという流言が、肥筑ひちくの人々をおそれしめた。
恩を返す話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)