“ひしやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
柄杓93.9%
干杓3.0%
把柄3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「へエ、來ましたが、お茶をれて上げると、喉が乾いて面倒臭せえから水をくんろ——と言つてね、柄杓ひしやくで一杯飮んで——」
やが小用こようした様子やうす雨戸あまどをばたりとけるのがきこえた、手水鉢てうづばち干杓ひしやくひゞき
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
本邦ほんほうに於ては未だかる發見物無しと雖も石鏃の根底部こんていぶ或は把柄ひしやく木脂やにを付けたる痕を留むる物往々有りて能くやがらを固着せし状を示せり。矢有れは弓有り、弓有ればげん有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)