“びしゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
柄杓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手渡てわたしで下される儀は、皆の衆も御面倒、これへ、と云うて、あか柄杓びしゃくを突出いて、どうどうと受けました。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
弦之丞が汲んだアカ柄杓びしゃくの水に黄楊つげ鬢櫛びんぐしを濡らして
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あか柄杓びしゃくを持ったなりで、チョボ一の中へ飛込みましたが。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)