“ひこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒコク
語句割合
悲哭50.0%
被告37.5%
秘告12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悲哭ひこくする廷臣をべつとすれば、わずかに、御生涯の艱苦かんくをともにして来た准后じゅんごう阿野廉子あのやすこと、第七皇子の義良よしなが十三歳のおふたりだけであったのだ。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうじて他人たにん艱難かんなんたいしては、事務上じむじやう職務上しよくむじやう關係くわんけいつてゐる人々ひと/″\たとへば裁判官さいばんくわん警官けいくわん醫師いし、とかとふものは、年月ねんげつ經過けいくわするとともに、習慣しふくわんつてつひには其相手そのあいて被告ひこく
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
坤竜丸、夜泣きの脇差の秘告ひこくであろうか。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)