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はんぞう
ふりがな文庫
“はんぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
半揷
54.5%
范増
13.6%
半挿
9.1%
半插
9.1%
半槽
4.5%
半蔵
4.5%
半藏
4.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半揷
(逆引き)
一人の女は、
半揷
(
はんぞう
)
の湯を
盥
(
たらい
)
に
注
(
つ
)
いで、助手に手伝わせながら首を洗っていた。洗ってしまうとそれを首板の上へ載せて次へ廻す。もう一人の女がそれを受け取って髪を結い直す。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
はんぞう(半揷)の例文をもっと
(12作品)
見る
范増
(逆引き)
王の事を挙ぐるの時、道衍の年や既に六十四五、
呂尚
(
りょしょう
)
、
范増
(
はんぞう
)
、皆老いて
而
(
しこう
)
して後立つと
雖
(
いえど
)
も、円頂黒衣の人を以て、諸行無常の
教
(
おしえ
)
を奉じ、而して落日暮雲の時に際し、逆天非理の兵を起さしむ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
はんぞう(范増)の例文をもっと
(3作品)
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半挿
(逆引き)
やがて母は女房に
半挿
(
はんぞう
)
を持って来させて、滋幹の腕にある文字を
拭
(
ぬぐ
)
った。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
はんぞう(半挿)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
半插
(逆引き)
「お早うございます、この
半插
(
はんぞう
)
はあいていますか」
主計は忙しい
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
はんぞう(半插)の例文をもっと
(2作品)
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半槽
(逆引き)
ある日のこと与次郎が、いつものように山へ行った後、母親はおしゅんに湯でも浴びさせようと、釜で湯を沸かし、
半槽
(
はんぞう
)
(
盥
(
たらい
)
)にその湯を汲んでおしゅんを入れ、自分は子の傍で洗濯をしていたが
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
はんぞう(半槽)の例文をもっと
(1作品)
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半蔵
(逆引き)
吉左衛門にはすでに
半蔵
(
はんぞう
)
という跡継ぎがある。しかし家督を譲って隠居しようなぞとは考えていない。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
はんぞう(半蔵)の例文をもっと
(1作品)
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半藏
(逆引き)
田舎
気質
(
かたぎ
)
の叔母ゆえ泣いて止めるのを聴入れず、お富は自身に松葉屋へ駈込んで頼みますと、
半藏
(
はんぞう
)
も感心して
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
はんぞう(半藏)の例文をもっと
(1作品)
見る
“はんぞう”の意味
《名詞》
中空の柄をつけ、その柄を通して湯水を注ぐ道具。
口や手を洗う道具。
(出典:Wiktionary)