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范増
ふりがな文庫
“范増”の読み方と例文
読み方
割合
はんぞう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんぞう
(逆引き)
そこにかかれた史上の人物が、項羽や
樊噲
(
はんかい
)
や
范増
(
はんぞう
)
が、みんなようやく安心してそれぞれの場所に落ちつくように思われる。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
王の事を挙ぐるの時、道衍の年や既に六十四五、
呂尚
(
りょしょう
)
、
范増
(
はんぞう
)
、皆老いて
而
(
しこう
)
して後立つと
雖
(
いえど
)
も、円頂黒衣の人を以て、諸行無常の
教
(
おしえ
)
を奉じ、而して落日暮雲の時に際し、逆天非理の兵を起さしむ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
独り封建社会の継児たる智勇弁力の徒が
指点
(
してん
)
して待ちたる動乱の機は来れり。
壠
(
ろう
)
上に太息せる陳勝、
爼辺
(
そへん
)
に大語せる陳平、
窮巷
(
きゅうこう
)
に黙測する
范増
(
はんぞう
)
、
圯上
(
いじょう
)
の書を
玩味
(
がんみ
)
する子房、彼らが時は既に来れり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
范増(はんぞう)の例文をもっと
(3作品)
見る
范
漢検1級
部首:⾋
8画
増
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“范”で始まる語句
范
范蠡
范陽
范疆
范陽笠
范巨卿鶏黍死生交
范家
范尋
范邸
范文正
“范増”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
中島敦
幸田露伴