“窮巷”の読み方と例文
読み方割合
きゅうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この厄介(やっかい)至極(しごく)な不均衡は、古来幾多の天才を窮巷(きゅうこう)に餓(う)えしめたことか。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂、野村あらえびす(著)
独り封建社会の継児たる智勇弁力の徒が指点(してん)して待ちたる動乱の機は来れり。壠(ろう)上に太息せる陳勝、爼辺(そへん)に大語せる陳平、窮巷(きゅうこう)に黙測する范増(はんぞう)、圯上(いじょう)の書を玩味(がんみ)する子房、彼らが時は既に来れり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
その時予は窮巷(きゅうこう)の馬小屋に住んでいたが確か河瀬真孝子が公使、内田康哉子が書記官でこれを聞いて同郷人中井芳楠氏を通じて公使館で馳走に招かれたのを他人の酒を飲むを好かぬとして断わったが