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窮巷
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きゅうこう
ふりがな文庫
“
窮巷
(
きゅうこう
)” の例文
この
厄介
(
やっかい
)
至極
(
しごく
)
な不均衡は、古来幾多の天才を
窮巷
(
きゅうこう
)
に
餓
(
う
)
えしめたことか。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
独り封建社会の継児たる智勇弁力の徒が
指点
(
してん
)
して待ちたる動乱の機は来れり。
壠
(
ろう
)
上に太息せる陳勝、
爼辺
(
そへん
)
に大語せる陳平、
窮巷
(
きゅうこう
)
に黙測する
范増
(
はんぞう
)
、
圯上
(
いじょう
)
の書を
玩味
(
がんみ
)
する子房、彼らが時は既に来れり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
その時予は
窮巷
(
きゅうこう
)
の馬小屋に住んでいたが確か河瀬真孝子が公使、内田康哉子が書記官でこれを聞いて同郷人中井芳楠氏を通じて公使館で馳走に招かれたのを他人の酒を飲むを好かぬとして断わったが
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
窮
常用漢字
中学
部首:⽳
15画
巷
漢検準1級
部首:⼰
9画
“窮巷”で始まる語句
窮巷屋後