半挿はんぞう)” の例文
旧字:半插
夜は光琳こうりん風の枕屏風まくらびょうぶのかげでねむり寒いときは朝めをさますと座敷のなかへ油団ゆとんをしいてゆみずを幾度にもはこばせて半挿はんぞうたらいで顔をあらう。
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
やがて母は女房に半挿はんぞうを持って来させて、滋幹の腕にある文字をぬぐった。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)