“はてんくわう”の漢字の書き方と例文
語句割合
破天荒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屡々しば/\速射砲等そくしやほうとうをもつて反對はんたい撃沈げきちんされるほどで、とても、櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさ破天荒はてんくわうなる、この海底戰鬪艇かいていせんとうていとは比較ひかくすること出來できぬのである。
けれども長吉ちやうきちにはたれにもとがめられずに恋人の住むうちの前をとほつたとふそれだけの事が、ほとんど破天荒はてんくわうの冒険をあへてしたやうな満足を感じさせたので
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
破天荒はてんくわうなる国会は、三百議員を以て、其開会を祝さんとて、今や仕度したく最中なり、私権を確定し、栄誉、財産、自由に向て担保を与ふべき民法は、やうやく完全に歩みつゝあり