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はてんこう
ふりがな文庫
“はてんこう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
破天荒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
破天荒
(逆引き)
木部の記者としての評判は
破天荒
(
はてんこう
)
といってもよかった。いやしくも文学を解するものは木部を知らないものはなかった。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
これ実に
破天荒
(
はてんこう
)
の卓識といわざるを得ず。
然
(
しか
)
れども彼の卓識も、桃太郎鬼が島
征伐
(
せいばつ
)
の
昔噺
(
むかしばなし
)
の如く、
何人
(
なんぴと
)
も
真面目
(
まじめ
)
にこれを聞くものなきぞ遺憾なる。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
けれども長吉には誰にも
咎
(
とが
)
められずに恋人の住む
家
(
うち
)
の前を通ったというそれだけの事が、
殆
(
ほと
)
んど
破天荒
(
はてんこう
)
の冒険を
敢
(
あえ
)
てしたような満足を感じさせたので
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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(24作品)
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