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はだぬぎ
ふりがな文庫
“はだぬぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
膚脱
45.5%
肌脱
36.4%
肌抜
9.1%
袒
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
膚脱
(逆引き)
肥満女
(
ふとっちょ
)
の女中などは、失礼
無躾
(
ぶしつけ
)
構っちゃいられん。
膚脱
(
はだぬぎ
)
の大汗を掻いて
冬瓜
(
とうがん
)
の膝で乗上っても、その胸の悪玉に
突離
(
つッぱな
)
されて、
素転
(
すてん
)
ころりと倒れる。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はだぬぎ(膚脱)の例文をもっと
(5作品)
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肌脱
(逆引き)
糸鬢奴
(
いとびんやっこ
)
の
仮髪
(
かつら
)
を見せ、
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
に白鷺の飛ちがひし
襦袢
(
じゅばん
)
の
肌脱
(
はだぬぎ
)
になり
裾
(
すそ
)
を両手にてまくり、緋縮緬のさがりを見せての見えは、眼目の場ほどありて、よい心持なり。
両座の「山門」評
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
はだぬぎ(肌脱)の例文をもっと
(4作品)
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肌抜
(逆引き)
それから子供の時からの習慣で、朝はきっと
肌抜
(
はだぬぎ
)
になって
手水
(
ちょうず
)
を
遣
(
つか
)
った。寒い風が吹こうが冷たい雨が降ろうが決してやめなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
はだぬぎ(肌抜)の例文をもっと
(1作品)
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袒
(逆引き)
電車が馬返まで通じたので、
大平
(
おほたひら
)
まで上つて行く嶮しい舊道は、今は都會の人達に取つて丁度好い山路になつた。かれ等は
袒
(
はだぬぎ
)
になつたり、尻端折りをしたりして面白がつて登る。
日光
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
はだぬぎ(袒)の例文をもっと
(1作品)
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