“はきだめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掃溜89.4%
埃溜4.3%
芥溜4.3%
塵塚2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このほかにもパンの用い方は沢山ありますから決して古パンやパンくずなぞを掃溜はきだめへ捨てるものでありません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
殺風景な、あかるくない電灯に照された留置場で、彼女の姿は掃溜はきだめに咲いた大輪の花にも譬うべきであろうか。
好色破邪顕正 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
あの中には、さぞ大きな金庫があることだらうが、そんな金庫なんか埃溜はきだめと同じことだ、さう思へる。
屋上庭園 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
舌長姥 こぼれたあつものは、埃溜はきだめの汁でござるわの、お塩梅あんばいには寄りませぬ。
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しばらくして上って来た年紀としわかい十六七が、……こりゃどうした、よく言う口だが芥溜はきだめに水仙です、鶴です。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「あれ、芥溜はきだめをまた聞くよ。そんな事はあとにして、はやく困ってくれないと、暗くなる、寒くなる、さあ、こっちへおいで、さあ、」
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
不可いけない! 貴女あなた、そりゃ塵塚はきだめだ。)
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)