“ごみだめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
埃溜40.0%
芥溜40.0%
塵溜20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「坊ちやんが中てられた菓子だつて言ふから、裏の埃溜ごみだめへ捨てゝ了つたゞよ。誰が喰つても惡かんべい」
出山しゅっせん釈迦しゃかはコスメチックを塗ってはおらん。金の指輪も穿めておらん。芥溜ごみだめから拾い上げた雑巾ぞうきんをつぎ合せたようなもの一枚を羽織っているばかりじゃ。それすら全身をおおうには足らん。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「イヤになるなア、金なんざ百も欲しくねえが、江戸の良い娘がベタれといふが出ませんかね。塵溜ごみだめをあさつてゐる雄鷄をんどりの生れ變りで結構だから」