芥溜ごみだめ)” の例文
あさることいやしく、選ばず、芥溜ごみだめの汚物もいとはず。捨てること惜まず、こだはらず、八百善の料理の粹を選ぶごとくす。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
出山しゅっせん釈迦しゃかはコスメチックを塗ってはおらん。金の指輪も穿めておらん。芥溜ごみだめから拾い上げた雑巾ぞうきんをつぎ合せたようなもの一枚を羽織っているばかりじゃ。それすら全身をおおうには足らん。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)