“はいえつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
拝謁92.6%
拜謁7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神にも拝謁はいえつのできぬものにはあらざるべしと決心し、これより種種しゅじゅの善行を志し、捨身すてみ決心して犬鳴山けんめいざんこも大行たいぎょうをはじめ
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
もし早く帝に拝謁はいえつすることがかなわないならすみやかに浪華なにわの地を退きたい、そして横浜にある居留民の保護に当たりたい一同の希望であると。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
拜謁はいえつまうして駿馬しゆんめたてまつらん
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
いつはり御屋形へ推參奉りて候とまた餘儀もなく言上に及ばる綱條卿つなえだきやうきこされ越前其方が忠節ちうせつ頼母たのもしく存ずるなりよくも其所へ心付きしぞ予は病中成れども天下の一大事には替難かへがたし明朝登城し將軍家へ拜謁はいえつし如何樣にも計らふべき間其方安心致し此上心付候へとの御意にて又仰せには
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)