“はあり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
羽蟻90.0%
5.0%
飛蟻5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔓草は壁に沿ってのきまで這上り、唐館は蜻蛉とんぼ羽蟻はありの巣になっていると見えて、支那窓からばったや蜻蛉がいくつも出たり入ったりしている。
なき柳川春葉やながはしゆんえふは、よくつみのないうそつて、うれしがつて、けろりとしてた。——「按摩あんまあ……はありツ」とたちまみつきさうに、霜夜しもよ横寺よこでらとほりでわめく。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
飛蟻はありとぶや富士の裾野すその小家こいえより
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)