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ねぶか
ふりがな文庫
“ねぶか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ネブカ
語句
割合
根深
69.2%
葱
30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
根深
(逆引き)
「いやいや、あのあたりに住む甲源一刀流の人々は、いまだに拙者を
根深
(
ねぶか
)
く恨んでいるに相違ない」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
低
(
たれ
)
て
弱
(
よわ
)
りし
體
(
てい
)
に安間平左衞門は
傍
(
そば
)
に居たりしが
冷笑
(
あざわら
)
ひ
否早
(
いやはや
)
御前の樣に御心弱くては
表向
(
おもてむき
)
吟味
(
ぎんみ
)
の時は甚だ
覺束
(
おぼつか
)
なし
都
(
すべ
)
て物事は
根深
(
ねぶか
)
く
謀
(
はか
)
り決して
面色
(
かほいろ
)
に出さぬ樣なさねばならぬ事なり然るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ねぶか(根深)の例文をもっと
(9作品)
見る
葱
(逆引き)
立ちならんだ
町家
(
まちや
)
の間を、流れるともなく流れる川の水さへ、今日はぼんやりと
光沢
(
つや
)
を消して、その水に浮く
葱
(
ねぶか
)
の屑も、気のせゐか青い色が冷たくない。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「おや」とお花は聞耳を立てたが、手に
葱
(
ねぶか
)
を持ったまま、急いでそっちへ行ってみた。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ねぶか(葱)の例文をもっと
(4作品)
見る
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