“ねいかんじやち”の漢字の書き方と例文
語句割合
佞奸邪智100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
承はり度と申ければ文右衞門其仔細そのしさいと申は最早八ヶ年以前の事にて御家の騷動出來致し忠臣は退しりぞ佞奸邪智ねいかんじやちともが蔓延はびこるに付不肖ふせうながらも是をたゞ些少いさゝか忠義を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
勇三郎樣は佞奸邪智ねいかんじやちで、をひの鶴松君まで毒害した。それを知つて園山の家督に直しては、用人の私が御祖先に相濟まぬ、——長い事は言はぬ、たつた一年、いやひと月待つてくれ。
塗付ぬりつくべしとのたくみにて申上候事やと存じ奉つり候とわざ驚怖おどろきたる容子ようすに申立双方さうはう眞僞しんぎ判然わからざるより道十郎と突合つきあはせ吟味に相成し處佞奸邪智ねいかんじやちの長庵が辯舌べんぜつ云昏いひくるめられ道十郎も種々しゆ/″\言開いひひらくと雖も申口相分らず長庵は只町役人へ預けにてさがり道十郎は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)