“ぬくも”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すそはうからおぬくもりなされませ、わすれても無理むりみちはなされますな。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
噫、病院の窓! 梅野とモ一人の看護婦が、寝衣ねまきに着換へて淡紅色ときいろ扱帯しごきをしてた所で、足下あしもとには燃える様な赤い裏を引覆ひつくらかへした、まだ身のぬくもりのありさうな衣服きもの! そして、白い脛が! 白い脛が!
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)