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にょうぜつ
ふりがな文庫
“にょうぜつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
饒舌
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
饒舌
(逆引き)
満腹の
饒舌
(
にょうぜつ
)
を
弄
(
ろう
)
して、あくまでこの調子を破ろうとする親方は、早く
一微塵
(
いちみじん
)
となって、
怡々
(
いい
)
たる
春光
(
しゅんこう
)
の
裏
(
うち
)
に浮遊している。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
沢庵の
饒舌
(
にょうぜつ
)
は、彼を怒らすばかりだった。太刀の
柄
(
つか
)
にかかっている
拳
(
こぶし
)
は、憤りにガタガタふるえていた。お通は身をもって沢庵を
庇
(
かば
)
いながら、沢庵の
弄舌
(
ろうぜつ
)
を泣き声出してたしなめた。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
併し、
聞者
(
ききて
)
の紋三は相手の
饒舌
(
にょうぜつ
)
が何を意味するものか、一寸見当がつかないのだ。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
にょうぜつ(饒舌)の例文をもっと
(3作品)
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