“にっさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
日参100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女(かのじょ)は私(わたくし)の母(はは)と一緒(しょ)に、例(れい)の海岸(かいがん)の私(わたくし)の隠(かく)れ家(が)に詰(つ)め切(き)って、それはそれは親身(しんみ)になってよく尽(つく)してくれ、私(わたくし)の病気(びょうき)が早(はや)く治(なお)るようにと、氏神様(うじがみさま)へ日参(にっさん)までしてくれるのでした。
「私も一つ、日参(にっさん)でもして見ようか。こう、うだつが上らなくちゃ、やりきれない。」
運 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
あなたはわしがどれほど故郷(こきょう)を慕(した)っていたか知っていられよう、そのために頼むべからざるものをも頼みとしていたことを。熊野神社(くまのじんじゃ)に日参(にっさん)したことも、千本の卒都婆(そとば)を流したことも。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)