“なんてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
南天84.8%
南天燭15.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうすると二月ふたつきでも三月みつきでも持ちます。それを使う時は水へ鮎を入れて南天なんてんの葉をぜておきますと二、三時間で塩が抜けます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
それは、粗末そまつだけれど、おおきなはちえてある南天なんてんであります。もう、幾日いくにちみずをやらなかったとみえて、もとのつちしろかわいていました。
おじいさんが捨てたら (新字新仮名) / 小川未明(著)
知らぬ顔して、何にも言わないで、南天燭なんてんの葉に日の当る、小庭に、雀はちょん、ちょんと遊んでいる。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
なお驚いたのは、前刻さっきの爺さんが同じ処で、まだじっ南天燭なんてんの枝ぶりを見ていた事です。——一度宿へ帰って出直そうとそこまで引返したのですが、考えました。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)