“ないしょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
内職100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このとき、おさくのに、あわれな自分じぶんははしたいて、熱心ねっしんに、風船球ふうせんだま内職ないしょくっている姿すがたかびました。
おさくの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
母は、ばんめしのときに使ったばかりのちゃぶだいをすえて、内職ないしょくのハンケチのへりかがりに余念よねんもなかった。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
ちょうど、白石先生しらいしせんせいのところでいっしょに勉強べんきょうしている生徒せいとなかに、諭吉ゆきちよりももっとまずしいひと二人ふたりいました。その二人ふたりは、あんまを内職ないしょくにして、勉強べんきょうしているのでした。