“とつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トツカ
語句割合
戸塚50.0%
十拳20.0%
十掬20.0%
十握10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一里九町走ってほどの宿。二里九町走って戸塚とつか。さらに二里飛ばして藤沢ふじさわ。よつや、平塚ひらつかと走りつけてこの間が二里半。大磯おおいそ、小田原と宿継ぎに飛ばして、ここが四里。
ここに速須佐の男の命、その御佩みはかし十拳とつかの劒を拔きて、その蛇を切りはふりたまひしかば、の河血にりて流れき。かれその中の尾を切りたまふ時に、御刀みはかしの刃けき。
そこの濱邊に十掬とつかの劒を拔いて逆さまに刺し立て、その劒の前に趺坐あぐらをかいて、國讓りの談判を迫られたといふ時、大國主の神がひそかに使者を小舟に乘せて助言を求めたのも
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
頭おのおの一槽に入れて呑み酔うてねぶりけるを、尊はかせる十握とつかつるぎをぬきて寸々ずたずたに切りつ。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)