“平塚”の読み方と例文
読み方割合
ひらつか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日のお施主せしゅ側は、以前もと青鞜社せいとうしゃの同人たちだった。平塚ひらつからいてう、荒木郁子あらきいくこという人たちが専ら肝入きもいやくをつとめていた。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
一里九町走ってほどの宿。二里九町走って戸塚とつか。さらに二里飛ばして藤沢ふじさわ。よつや、平塚ひらつかと走りつけてこの間が二里半。大磯おおいそ、小田原と宿継ぎに飛ばして、ここが四里。
ほとんどすべからざるに至り、時々じじ狂気じみたる挙動さえいちじるしかりければ、知友にも勧誘を乞いて、鎌倉、平塚ひらつか辺に静養せしむべしと、その用意おさおさおこたりなかりしに
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)